【城太郎日記】ユング心理学・カウンセリング



城太郎日記へようこそ♪
このページでは、「表紙の過去ログ 07年03月〜5月分」を紹介をしています。
「カタチにするチカラ」「練習と過程…」「サクラ咲く季節…」

表紙過去ログ

    2007年05月:「カタチにするチカラ」
    2007年04月:「サクラ咲く季節…」
    2007年03月:「練習と過程…」
【2007年05月】


◇「カタチにするチカラ」◇


・思考で――例えば、論理的な組み立てをして――カタチにする人、
・直観で――例えば、閃きによりつなげ、組み立てて――カタチにする人、

・感覚で――目の前のものを詳細に受け取り――カタチにする人、
・感情で――目の前のものから情動を受け取り――カタチにする人、


・言葉で、
・散文で、
・詩で、

・絵画で、
・音楽で、
・彫刻で、
・陶芸で、

・スポーツで、
・事業で、
・料理で、

・映画で、
・小説で、
・マンガで、
・写真で、

・ダンスで、
・笑いで、
・歌で、

・学問で、
・職業で、
・趣味で、


・集めることで、
・使うことで、
・考えることで、
・楽しむことで、
・眺めることで、


・己が身体で、
・何かを使って、


・手にとれる、目の前のものを、
・手にはとれない、イメージの世界のものを、


カタチにするチカラ、

伝えるチカラ、

体現するチカラ、


想像力、

創造力、

表現力、



生まれた意味、

人間のシゴト、

ワタシのシゴト、


もって生まれた能力、

隠された能力、

いまだ出会わぬ能力、

これから出会う能力。



能力も、磨かねば不細工なまま。

ただの、石っころ。


でも、磨けば、いっぱしの能力になる。

時には、一般を越えた、

超・能力になる。

(魔法ナシで、ね)



個性、

マネじゃない、ジブンの性質。

マネからはじまる、ジブンの能力。

悩んで、苦しんで、もがいて、

創り出す、捻り出す、

自分だけの能力。



原石、

そして、宝石、

カタチにするチカラ、

自分のチカラ、

自分だけの能力、


個性化、

自分になること。



ページトップへ↑


【2007年04月】


◇「サクラ咲く季節…」◇

さあ、4月です。

4月、入学式、新学期、期首、はじまりの季節、
そして、変化の季節でもあります。
(入社、転勤、転居、etc …)



前に日記で書きましたが、わたくし、4月があまり好きではありません。

というか、内向的な性格なもんで、
環境の変化に対応するのに、随分時間がかかるのです。
(外向型の人の当たり前が、私には当たり前ではありません)

時間もかかれば、負担もかかります。
しんどい季節です。

でも、これはもう、しょうがない。
性分です。



で、何でこんななんだろう、そうだったんだろう、と考えをめぐらせると、

どうも、「経過」や「過程」というものをすっ飛ばして、「結果」を得ようとしていた節があります。

いきなり、いい結果を得ようとしてたんですね。

で、それで嘆いたり、ションボリしていたわけです。



例えば、

仲良くなりたい、
できるようになりたい、
○○でありたい、

そう思うことは何も悪いことだとは思いませんが、

仲良くなる経過をすっ飛ばして、いきなり(とんでもなく)仲良くなることを望んだり、
できるようになるまでの過程を飛ばして、(すごく)できるようになりたいと望んだり、
○○になる過程をすっ飛ばして、いきなり(完璧な)○○になりたいと望んでいたのだと思います。

そりゃ、無理ですわな(笑

仲良くなるにも過程があり、
できるようになるまでにも過程があり、
○○になるにも、過程があります。

そりゃ、いきなりなれまへんがな――と、自分につっ込んどきます(笑



で、まあ、今になって分かるのは、

それなりの経過を踏めば、仲良くなるわけだし、
それなりのことをこなしていけば、できるようになるわけだし、
○○になるべく励んでいれば、それなりには○○にはなれるみたいです。

当たり前といえば、当たり前ですけどね…


でも、この辺のことが分かってない時は、
△△ができる人を見て羨ましがり、できない自分を嘆いていたわけです。

その人だって、ちゃんと過程を経てそうなっているのにね。
(例えば、入社して早々、先輩みたいにはなれまへんがな…)



と、まあ、

適度にのほほんとしたり、のんびりできる人はいいんですが、
何でもガッツリやったろうと思う人や、
私のように、知らぬ間に結果を急いでしまう人は、

それだけでしんどいわけで、

そういう時は、
山を登るにもその過程があるということを思い出して、
頂上に至る、「道」というもの、
その価値について、もう少し思いをめぐらしてもいいかもしれませんね。


程よくバカになって、
程よくのほほんとして、
程よく息を抜いて、
程よくがむしゃらになって、

そういうと難しいですが、

まあ、それに対する不細工さ、不器用さをも受け容れられるようになると、
ちょっとは、4月も ―― そして人生も ―― 楽しくなってくるようです。

サクラを愛でる余裕もでろうかってもんです。



ページトップへ↑


【2007年03月】


◇「練習と過程…」◇


誰しも苦手なことがあって、

それを主としてしまうと、
とかく生きにくい世の中になってしまいますが、

「生きること」を「練習」だと思えば、その思いは、少し違ってくるかもしれません。



人間、誰しも苦手なこと、できないことがあって、
それを一足飛びに、完璧にこなそうとすると、

どうしても無理が出たりするし、
(完璧に)できない自分を嘆いたりしがちですが、

そもそも、できないことができるようになるというのは、
「その過程」というものがあるわけで、

「練習期間」みたいなものがあるものです。


まあ、性分や生まれつき得意なものに関しては、
練習期間が少なくても、それなりにやれるもんかもしれませんが、

苦手なものに関しては、そうはいきませんものね。

やっぱり、練習期間は必要なようです。



我々人間が何故嘆くかというと、
それは、

・無いものを急に手にしようとしたり、
・できないことを急にできるようにしようとしたり、

そういう魔法みたいなことを欲するからだと思います。

インスタントに、パッと、
手に入れようとするからだと思います。

(まあ、全部が全部、そうではないですが、そういうことは案外、多いように思います)



だから、

無いものを欲しがるにしても、
できないことを、できるようにするにしても、

その過程をすっ飛ばすんではなくて、
むしろ受け容れ、

無いものを得られるようにする期間、過程、
できないことをできるようにする期間、過程、

そういうものを大事にできるようになった時、
案外、道は開けるのかもしれませんね。



我々は、魔法を使うわけにはいきませんが、
案外、魔法なしでも、
いろんなことを実現できる力があるように思います。


(そうそう、昔話等だと、何でもすぐに隣人を羨ましがり、インスタントに宝を得ようとして強引な行動に出る爺さん婆さんには、とんでもない結末が訪れたりするようです。花咲か爺さんとか、こぶとり爺さんとか…)










ページトップへ↑



サブメニュー



web拍手 by FC2

INDEXページへ戻る


表紙の過去ログ・目次


はじめに…
名言集

ユング心理学辞典
やさしいユング心理学講座(目次)

エリクソンのライフサイクル
ゲシュタルト療法

防衛機制
認知の歪み

嫌な気分よさようなら




■試験的にRSS 配信をします。更新があった場合、RSS にてお知らせするつもりです。
 手動で行なうため不備などがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

 RSSリーダーで購読する

 メールで購読する



日記:枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から)
▼最近の記事▼

枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から)




Copyright (C) 2004〜 南方城太郎、城太郎日記 All rights reserved.

壁をブチ破れ、さすれば能力は格段に跳ね上がる!!


ブログパーツ アクセスランキング